寝顔 (久々の帰宅)
天沼(アマヌマ)の河童を研究しているアクスム氏は、一週間沼地へ行ったきりでした。 やっと戻った週末、居間のソファで鼾をかいているところです。 くるりとはねた巻き毛には笹のにおいがして 千鶴子夫人は微笑をうかべます。 おしまい