小話



三十一日 土曜:桜友会の先輩とお出かけ(カフェと呉服店)をして、帰り足で図書館へ。北国の冬と温泉とを堪能してください。雪が降ったら教えてね!
日曜:祖父母と母と着物でランチ。昨日に引き続き、母とN呉服店へ出かけました。「分不相応」かたっぷり悩んだけれど・・・素敵な半巾帯が楽しみです。
夕方からは長距離電話。それぞれ最も良い時期に、最も良いように、愛の花がひらきますように。
さて、明日は美輪さんのコンサート!わくわく!
二十六日 週末に上京して、母校の和祭(やわらぎさい)へ出かけました。後輩のお嬢様方のお上手なこと。もうプロフェッショナル!衝撃!嗚呼・・アア・・。私も頑張りましょう。

某お兄さんが「竹むら」へ連れて行ってくれました。4年越しの、嬉しい池波詣で!粟ぜんざいをいただきました。お仕事頑張ってくださいね!
そしてパロアルト市民の某博士へ、海外特別研究員おめでとうごさいま〜〜す!!
・・それにしても「兄(あに)さま」ばかり増えているような…?!
二十日 台風の中、「アンの夢の家」を出窓に置いたところです。
恋人同士(すでに夫婦!)の絵を描いておきながら、自分の理想はうまく想像できません。私の未来の家族は、今何をしてるんでしょうね?
兎にも角にも、「いつかそのうち、きっといいこと起こります」(「続あしながおじさん」)より。この先に期待しながら、寝に行きます。
十七日 親友というか、戦友というか。
良きライバルであり、前向き&楽観的&高い理想を持ち続けて、お互いの可能性を刺激しあう同士。そんな人と長電話をして、寝たのは3時過ぎ。大いに夜更かしをしました。
清清しい気分で目覚めた今日は、母と着物を買いにお出かけ。ああ、ねむ、ねむ・・それではおやすみなさい。
十六日 祖父母のダイアモンド婚式、おめでとう!
朱の振袖に紅の帯(変り文庫の「しだれ梅」を結び)、白い帯揚げに若葉色の伊達襟と帯締めで、古典的かつ娘らしくしてみました。髪も下ろして、大きなちりめんリボン。
蝶々のような振袖がだ〜〜い好き!結婚しても、小振袖くらい着ていたいわあ・・。
十三日 図書室を更新していて、我ながら楽観的な本ばかり読んでいるわと気づきました。泣くも一生、笑うも一生、不安な秋の夜長にも、私は笑って過ごしたいのです。
・・・闇をいじくり廻しても、闇は消えるものではない。光をともしさえしたら闇は消えるのである。
・・・単純な方法ですけど、「明かりをつける」療法には即効性があります。センチメンタルな雰囲気も、あっという間に吹き飛ぶんです!
九日 「恋愛詩」に使った詩ですが、誰の作かも覚えていなくて、何時読んだかもわからない。新宿区の立中央図書館で借りたのだっけ?
秋らしく、浪漫チックな絵を描いて、満足、満足なのでした。
八日 昔馴染とふたり、「惚気の会」を開催しました。ちょっとの間なのに傘をさしかけてくれる姿に、彼のしあわせ振りが分かるというもの。じゃあね、と彼女の家へ急ぐ影。
カリフォルニアにも行けたらな。
七日 ネオン街のスターバックスで、職場の小父様たちとお茶をしてきました。
書こうと思ったことはあるのに、眠くて目が言うことを聞きませんので箇条書きにします。
一、巻爪になりかかったので、10月なのにサンダルを履いています。
一、体のゆがみをなおす運動を始めたら、眠くてたまりません。
一、おやすみなさい。
四日 大切な人が乗った飛行機が、事故で緊急着陸しました。ああ、よかった!
無事でいてくれて、何よりです。日本の神様、アメリカの神様、研究の神様、彼を無事にPalo Altoまで送り届けてくださいませ!

取り乱しそうな私の横には、幼馴染が遊びに来てくれたところで。
彼女のライブビデオを見たり、天然石のネックレスを見せてもらったりしていたので、がくがく震えずにすみました。ここでこっそり「ありがとう」を言います。
吉月
二日
「まあ、楽しいお葉書をね、頂戴しちゃって。」
もうね、これから寝ようと思ってるの。それでは、おやすみなさい。と夜の8時に受話器を下ろします。ただそれだけで、ぴんと張っていた気が緩んで心が安らいだことがありました。まんまるいお饅頭を目にした時のように、ふっと気が楽になりました。
私も、お饅頭のように、誰かの口の端を、ちょっと緩めることができたらいいな。

今日はあちらこちらへ出かけ、洋服箪笥の整理。図書館で取り寄せをお願いした本が、早く届かないかなあと、楽しみにしています。




紅葉月 文月
 水無月 橘月 睦月〜弥生 卯月〜





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